浜松市にあるNOP法人むくの名前の由来、コンセプト、選ばれる理由などご紹介

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ABOUTむくとは

むくとは

「むく」の由来

「むく」の由来

「むく」の名称には、椋と無垢の2つの意味があります。 椋は、日本全国に分布する木です。そして、成長が目覚しく、大木になることでも知られています。 また無垢は、仏経用語で汚れなく、清らかなことを指す言葉です。 「むく」には、お預かりするお子様たちが、自分らしくそのまますくすく成長できる施設にしたい、との願いを込めました。

運動で認知能力、社会適応能力を育む

運動で認知能力、社会適応能力を育む

児童福祉法による児童発達支援事業と放課後等デイサービスの多機能型事業所です. むくでは,様々なあそびや活動を体験し、いろんなことにチャレンジして、子ども自身が好きなこと(興味)を見つけ、 その子にとって楽しい生活が送られるよう支援しています。

好きなことを見つけ、できるを増やします!

人は、好きなことをしている時は、心がときめいて、毎日の生活が楽しくなります。しかし、発達が凸凹な子は、 好きなことがなかったり、あっても周囲の人から理解が得られにくく、好きな時に好きなことができなかったり、 取り上げられたり、制限されたりする傾向があります。さらに、周囲から見たら、問題行動と捉えられていることが少なくないです。 むくでは子どもたちの好きなことを見つけ、できるだけ子どもの希望が叶えられるよう考え、できるを増やし、楽しい生活が送られるよう支援しています。

選ばれる理由

むくでは子どもたちの「『好き』を見つけて、『できる』を増やす」を実現するため、
スタッフ一同、子どもたちの目線に立った指導を心がけています。

肯定的な声かけを

肯定的な声かけを

子どもたちの様々な行動に対して、できるだけ「ダメ」などの否定的な声かけはしないよう心掛けています。次の行動に繋がるような肯定的な声かけを実践しています。

叱る前に、まず考える

叱る前に、まず考える

子どもたちの問題行動を叱るのではなく、なぜそのような行動を取ってしまうのかを考察。その原因を取り除くことで、問題解決を促します。

やりたいことを叶える

やりたいことを叶える

子どもたちの希望に対して、「できない」ではなく、どのようにしたら「叶う」のかを一生懸命考えます。

むくのコンセプト

感覚統合

根拠1感覚統合
sensory integration:SI

米国の作業療法士であるエアーズ博士が、人間の発達や行動を、脳における感覚情報の統合という視点から捉えた理論を作りました。 感覚統合理論は、子どもの発達、行動、学習を支援する上で大切な視点を与えてくれます.自分自身の身体の情報や周囲の情報(感覚刺激) を上手く整理して取り入れることが苦手で,混乱している方に対して,遊具や様々な感触を得られる玩具等を使用して,感覚情報を上手く整理して適応行動を引き起こすことを目的とした療法です. 例えば,光や音に非常に過敏なため,過剰に反応し落ち着きをなくしてしまう子どもや,触覚が非常に過敏なため,物に触れない、 人との接触を避けるような過剰な防衛反応を示す子ども,逆に触覚が鈍麻なために,ボタンや紐の感触がわかりにくく,上手くボタンをはめられない, 靴ひもを結べないといった不器用な子ども.あるいは,高さやスピードに対して非常に鈍麻なため,高所のような危険な場所に行きたがったり, 過剰に動き回る子どもなど,感覚刺激に対して過剰に過敏あるいは鈍麻なために,問題行動を引き起こしている子どもが少なくありません. このような子どもに対して,遊具等を使用して遊びの中で楽しめる感覚を提供することにより,子どもの感覚情報処理機能の成熟を促し,得意な部分や苦手な部分を育てていくことを目的としたものが感覚統合療法です.

コグトレ

根拠2コグトレ

コグトレ (CogTr-e)と は、認知 ○○ トレーニング(Cognitive ○○ Training)の略称です。

  • 社会面・・認知ソーシャルトレーニング(Cognitive Social Training:COGST)
  • 学習面・・認知機能強化トレーニング(Cognitive Enhancement Trainig:COGET)
  • 身体面・・認知作業トレーニング(Cognitive Occupational Training:COGOT)の3つのトレーニングからなります。

コグトレは主にこの3方面から、困っている子どもたちの支援を考えていく支援方法です。

応用行動分析

根拠3応用行動分析

応用行動分析学、通称「ABA」(Applied Behavior Analysis)とは、人間の行動を個人と環境の相互作用の枠組みの中で分析し、実社会の諸問題の解決に応用していく理論と実践の体系です。 応用行動分析学の土台には、米国の心理学者スキナー(1904-1990)が創始した、行動分析学という学問が存在します。 従来の心理学では、行動を起こす理由をその人自体、つまり個人に求めていたのに対し、行動分析学では、人の行動や心の動きは、個人とそれを囲む環境との相互作用によって生じると考えました。 つまり、その人の気持ちや行動の原因を、周囲の環境との関係のなかで見ながら考えましょうというものです。 応用行動分析学(ABA)は、行動分析学の研究により蓄積された知見を、実社会の諸問題の解決に応用しようと試みるなかで生まれました。 応用行動分析の手法は、教育、医療、福祉、看護、リハビリテーションなど幅広い領域で成果を上げ、現在も現場での実践と、研究が進んでいます。 発達障害の子どもへの療育にも応用が進んでおり、様々な成果が出ています。

アセスメント

根拠4アセスメント

バラエティに富んだ個性の子どもたちに対し、適切な支援をするためには、子どもの特性をアセスメントすることが重要です。

評価バッテリー
  • WISC-4
  • 新版K式発達検査
  • 日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査(JMAP)
  • 感覚プロファイル
  • K-ABC
  • カナダ作業遂行測定(COPM)
  • SM社会生活能力検査

上記のような評価バッテリーを使用し、子どもの特性を理解して、その結果をもとに個別支援計画書を作成しています。

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